失敗を恐れず、
自分で考える人財を育てたい。
何よりも人が好き、そしてもちろん仕事も好き。
この二つを持っている人ならば、大きく成長させる自信が私たちにはあります。
本人にやる気があることは、言うまでもなく大前提ですが。
だから、バルコムグループでは、学歴も過去の経験も全く関係ないわけです。
ディーラービジネスでは、他社と比較されることがよくありますが、どのメーカーの車も良い部分があり、つくられたコンセプトも違い、それぞれ特徴を持っています。
ですから、大切なのは“誰がどう勧めるか”という部分、つまり“人”であるというのがバルコムの考え。
それだけに、人財育成にはこだわっています。育成においては、「こうしろ」とは言いません。仕事のやり方はたくさんあるので、バルコムの経験の中からいろいろな選択肢を伝えていく。
その中で一番自分の頭に残ったものを実践してみたら?という投げかけをします。こうするほうが、本人たちの自信につながっていくんです。
“トップダウンではなく、自分で考える社員を育てる”。
これが、バルコムがさらに充実した会社になるためには必要です。だから現在は、失敗してもいいから自分で考えてやってみるということが、一人ひとりに習慣づくことを重視しています。
一人ひとりの個性を活かして、共に歩んでいくために。
私は、“バルコムらしさ”とは、自分自身を出せる会社であることだと考えています。
とは言っても、バルコムの社員として働く以上、会社の方針と違う方向に進むのは困ります。その足並みは揃えたうえで、一人ひとりの個性を発揮してほしいのです。
バルコムの企業活動の中で、誰もおいていきたくないし、誰も一人にしたくない。みんなで共に歩む。
そんな思いで、私たちは人財育成に取り組んでいます。
社員の目線は、常にお客様に向いているように。つまりはお客様と自分との関係をしっかりと見るよう話しています。
気づかいをして上司を見る必要などありません。社員一人ひとりがお客様と自分の関係をしっかり見ていれば、自然といい会社になっていくと信じています。
さらに、社会的要請である女性の活躍・推進については、女性の幹部候補生を育てる、ショールームスタッフの核となる「ジーニアス」というポジションの女性を育成するなど、具体的な取り組みをスタートしています。
社員一人ひとりの成長が私たち育成サイドのやりがい。成長する社員に負けないよう、私たちも日々勉強です。
株式会社バルコム 代表取締役
Shogo Minami